田舎あるあるを実体験から語らせて欲しい。
はじめに
大学に入って東京に来るまでの18年間を北海道のド田舎で過ごしました、どうもニーズです。
大学で知り合った友達からは、
「北海道?!海鮮食べれて羨ましいな~」
「雪合戦やってみたい!」
「ススキノで遊び放題じゃん!」
などと好き放題言われてきたのですが、いやいや、待ってくれ。
僕の出身は内陸だから海鮮はあまり関係無いし、雪は北海道の中でも豪雪地帯と呼ばれるほど降るし、札幌なんて本州で言えば県をまたぐ程遠いし。
今思えば、本当に何も無かった。
ここまでで充分地元ネガキャンの様に聞こえるかもしれませんが、先に言っておきます。
僕はそんな地元を愛している!!
今回はそんな愛すべき地元で日々感じた、愛すべき田舎あるあるを語らせていただきます。(唐突
1.最寄駅が無人
駅員さんがいないどころか、券売機も改札も無かったです(笑)
券売機も改札も無いので、到着先の駅で「〇〇からです」と窓口に言って直接お金を払っていました。
改札を通る経験が乏しかったため、東京でPASMOを初めて使った時、切符挿入口にPASMOを挿入してしまって改札を詰まらせたのは、今でも苦い思い出です…
2.コンビニが夜のネオンに
都会に比べて田舎は、夜寝静まるのが圧倒的に早いです。
エネルギーを持て余した若者たちが、夜になったら集まる街のネオン。
そう、それが、コンビニ。
ただ僕の場合はコンビニに辿り着くまでも一苦労だったので、夜のネオンは僕の手の届かないところで燦然と輝いていました。
0時で閉まるけど。
3.石を投げれば知り合いに当たる
行動範囲内の店や遊び場が限られているので、友達とも先輩とも後輩とも遊んだり買い物するところが同じでした。
特に、隣の隣の町にあったイオン。
ゲーセンコーナーでは不良やプリクラを撮りに来たカップルに遭遇し、フードコートでは友達のお母様方に遭遇し。
そのため、数人で遊びに行ったはずなのに、帰りには人数が増えていることが多々ありました(笑)
4.髪型の感じが友達と何となく被る
「この美容室おススメだよ!」
「あそこの美容室の店員さん可愛い!」
「えー、俺もお前の行ってる美容室行こうかな~」
なんて会話、ございません。
美容室は町につき一つと決まっているでしょう。(そんなことはない
美容室が一つ、ということは…髪型の感じが友達と大体被ります。
僕の地元の美容室は、こちらの要望以上に髪をすいてくるタイプだったので、男子は総じてスッキリとした髪型になっていました(笑)
5.夏はカエルの大合唱で眠れない
田舎出身の方で、この鳴き声にピンと来る人がいるはず…!(あれ、自分だけ??
「ゲコゲコげこゲコゲコGEKOgeko.......」
車が通る音など人工的な音が家の周りにで全く無かったので、100%の音量で自然の音が聞こえてくるわけです。
今では帰省してこの声を聞くと、懐かしさを感じます。
6.出前の経験が無い
出前、というものにずっと憧れを感じていました。
なぜなら、出前の配達可能地域を外れていたからです…
ピザハットがいくら美味しそうな新商品をCMで広告していても、18年間ずっと僕には無関係でした(笑)
7.やっぱり広大、伸び伸びできる
都会に来てまず思ったのは、「窮屈なところだなあ」ということ。
これは田舎の広大さに慣れていたからだと思います。
近くの公園で自由に野球を出来たり、鬼ごっこも超広範囲で出来ました。
東京出身の友達が言っていたことで最近驚いたのが、
「高校の裏に大使館あったよ」
…た、大使館?
僕の高校だって、裏に田んぼが広がっていたよ!(張り合えるか
さいごに
コンビニが遠くても、駅が寂しくても、カエルがうるさくても、、、、
やっぱり地元が一番落ち着くんです。
以上、今回は田舎あるあるを実体験から思い浮かぶ限り書いてみました!
田舎のみなさんにも都会のみなさんにも漏れなく幸あれ~!