大阪桐蔭根尾君が日本史の教科書に出てきそう過ぎる。
出てきそう、じゃない。
出てきそう過ぎる。
高校3年生にして、死地潜り抜けてきた感が半端じゃない。
印象深いのは地区大会履正社戦、9回の打席。
ツーアウト満塁、1点ビハインド、あと1つのアウトで高校野球人生が終わる。
大阪桐蔭という日本一の強豪校の2018年の夏が終わる。
このピンチとチャンスが表裏一体の場面、根尾という個人のネームバリュー、大阪桐蔭というチームのネームバリューの今夏の進退に全国が注目している。
おいおい。
この状況で打席まわってくるって、俺ならネクストバッターズサークルからそのまま帰宅しちゃうな。
圧倒的な、直帰。(21歳)
結果根尾君は押し出しで同点になるのだが、特にその時の顔は何故か日本史の教科書で見覚えがある。
明らかに「偉業成し遂げ顔」をしているのだ。(18歳)
もしあの場面、押し出し以外の結果だったら…と考えるのは無粋かもしれないが、根尾君のあの場面におけるあの貫禄・存在感をもってすれば、同点に追いつくシナリオはどんなパラレルワールドを引っ張てきても変えられない必然であったのかもしれない。
おめでとう、大阪桐蔭。